2011年8月8日 星期一

天安門事件で亡命「漂泊の詩人」、中国入り 芸術祭出席

天安門事件で亡命「漂泊の詩人」、中国入り 芸術祭出席


 1989年の天安門事件後に中国を逃れた「漂泊の詩人」、北島(ペイ・タオ)氏(62)が中国への入国を認められ、8日に青海省で開幕した芸術祭に出席した。北島氏が中国に戻ったのは、2001年に父親の葬儀のため特別措置を認められて以来。

 同省政府などが主催する「青海湖国際詩歌祭」の実行委員会が明らかにした。「母語と翻訳」というテーマで発言もしたという。

 香港紙蘋果日報によると、中国作家協会の鉄凝主席が共産党政治局に許可を取り実現した。詩歌祭参加に先立ち、北京の書道展にも足を運んだという。

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